こんにちは。愛知県岡崎市の不動産屋 さくらです。今回は「家庭でウィルスに気を付けること」について、お話したいと思います。
2020年3月、日本では新型コロナウィルスが猛威を振るっています。また、冬の時期は風邪やインフルエンザが流行する時期でもあります。皆さんはご家庭でどのようなウィルス対策をしていますか?
ある日、同僚がこんな会話をしていました。
一晩中、加湿器を付けて寝たら、窓に結露がめっちゃできてたよ。
結露ができるほど、部屋が加湿されているから良かったじゃん。
朝起きたら、窓いっぱいに結露ができている経験はないでしょうか?なんとなく結露があると、部屋が加湿されているイメージありますよね。でも実は、結露は部屋が乾燥しているサインなの知っていましたか?
結露とは
結露とは、「飽和水蒸気量」を超えた余分な水蒸気が水に変わる現象のことです。例えば、夏にビールを入れたグラスに水滴がつく、冬に窓ガラスに文字が書ける、サウナの蒸気などがあります。
結露は部屋が乾燥しているサイン!?
タイトルにも書きましたが、何故、”結露は乾燥のサイン”となるのでしょか。理由は空気中に含まれる水分が、冷えた窓に奪われているからです(簡単にいうと窓が除湿機の役割になっている)。なので、結露ができている状態では、いくら加湿しても意味がないことになります。
結露を発生しないためには
結露を発生しないためには、窓から伝わる外気温で室温を下げないことが大切になります。対策としては、①ホームセンターの断熱ボードを置く、②厚手のカーテンを閉める、③石油ストーブよりエアコンにするなどで結露の発生を抑えることができます。
結露がしにくい窓を選んでみる
ガラスメーカーには「樹脂窓」という商品があります。この樹脂窓ですが、結露の原因でもある室内と室外の温度差を抑えるため、窓のフレームを樹脂で作っているのが特徴です。
結露はカビを増殖させている
また、結露はカビやダニの発生原因にもなります。実は、カビが増えると、ウィルスにかかりやすくなります。
ウィルス予防は換気が基本!!
「帰ったら手洗いウガイ」「マスクをつける」など、感染予防のために、皆さんは日ごろからいろいろ気を付けているかと思います。では、家庭にできるウィルス予防には何があるのでしょうか?
その答えの1つは、”換気をすること” です。(厚生労働省の)新型コロナウィルスの注意喚起にも「日中はできるだけ換気をする」と書いてあります。こまめな部屋の換気は、ウイルス濃度の低下による空気感染の予防につながります。
冬は換気する回数が減りがち
冬の寒い時期、どうしても換気の回数は減っています。但し、くしゃみをした場合、口から吐き出されたウイルスは最低でも2~3時間は空中に漂っているというデータもあります。空気中にはウィルスが漂っていることを良く理解し、1~2時間に1回は換気することをおすすめします。
換気する方法を考える
換気は1部屋2窓を利用し、空気の入口と出口を作ることで、効率的に部屋中を換気することができます。但し、窓が一つしかない部屋においては、ドアを開ける、もしくは、モノを動かして風の流れを作り出します(カーテンやじゅうたんを動かすこと)。
「家庭でウィルスに気を付けること」について、最後に
冬、風邪やインフルエンザウィルスが流行する大きな理由は、気温と乾燥と言われています。
気温が下がり、人間の鼻や口の粘膜が弱り、ウイルスに対する免疫力が低下します。また、空気が乾燥している中、くしゃみによってウィルスは2~3時間も空中を飛散していることになります。こまめに換気をし、気温と湿度を一定に保つことが、ウィルス予防には必要なことだと思います。