【家探し】建売住宅・分譲住宅で後悔する前に読んで欲しい

家買います

こんにちは。愛知県岡崎市の不動産屋 さくらです。今回は『建売住宅・分譲住宅の後悔』について、お話させてください。

当ブログを読み、建売住宅・分譲住宅の特徴を良く理解した上、後悔しない買い物になればと思います。

建売住宅と土地付き注文住宅のデータを比較

最初に、建売住宅と土地付き注文住宅のデータを比較します。このデータから分かることは、土地価格が高い地域では建売住宅を選ぶ傾向が強いということです。

 

※データは2018年度 フラット35利用者調査を参照 全国版

土地付き注文住宅を選ぶ人が多いけど

2018年度の販売戸数では、建売住宅が17,001件に対し、土地付き注文住宅が22,655件という結果でした。土地付き注文住宅は、約57%を占める割合となります。

但し、東京・千葉・埼玉・神奈川で限定した場合、逆に建売住宅が約50%以上を占める割合になります。特に東京では、約70%も建売住宅が選ばれています。

住宅面積は土地付き注文住宅の方が広い

2018年度の住宅面積では、建売住宅が100.8㎡(30.49坪)に対し、土地付き注文住宅が112.8㎡(34.12坪)という結果でした。土地付き注文住宅は、約4坪程度広くなっています。

※ちなみに、住宅面積は年々減少傾向にあります。

購入価格は建売住宅の方が低い

2018年度の購入価格では、建売住宅が3,442.1万円に対し、土地付き注文住宅が4,112.6万円(土地取得費 1,335.1万円)という結果でした。建売住宅は、約700万程も安くなっています。

 

上記データより、建売住宅の価格は低く抑えらていることが分かります。これこそが建売住宅の一番の特徴(魅力)だと思います。

価格が低い理由を考えてみる

そこで、建売住宅の建物購入価格が低く抑えられている理由を、いくつか考えていきます。

工期が短い

建売住宅は、注文住宅より工期が短いケースが多いです。平均して建売住宅は2~3ヶ月に対し、注文住宅では3~4ヶ月になります。工期が短くなれば、当然、人件費等も安く抑えることができます。ちなみに、工期が短い理由ですが、建売住宅は間取りがある程度決まっており(家の形状は凹凸が少ない四角形)、また、基本仕様の材料を多く使っているからだと考えられます。

短納期という理由から、欠陥住宅や手抜き工事ではと考える方もいるかと思います。どうしても気になる方は、第三者機関における住宅診断(ホームインスペクション)を利用してはどうでしょうか。

打ち合わせ期間が短い

建売住宅は、(過去の経験を踏まえ)プロで話し合うので打ち合わせ期間は短くなります。それに対し、注文住宅では個人の要望を細部まで聞き取ることで、打ち合わせや設計の回数が多くなります。回数が増えれば、当然、作成費用等も高くなります。

業者都合で材料を自由に選べる

建売住宅では、使う材料を業者が選定できるので、材料の一括採用が可能になります。その結果、コストを抑えることができ、材料費もぐっと抑えることができます。

建売住宅で後悔するポイントについて

ここからは、今回の本題でもあります「建売住宅で後悔するポイント」について、お話したいと思います。

建売住宅は建物購入価格が魅力である反面、好きな間取り・外装・内装を選ぶことができません。自分が選ぶことができない理由から、後で不満に思う人は結構いらっしゃいます。

但し、注文住宅にしても『できないこと(妥協すること)』はたくさんあります。ここでは、3つのできないことをお話します。

1つ目:土地によって間取りを自由にできない

注文住宅でも、自分好みの間取りを必ず実現できるわけではありません。例えば、土地が変形地であれば、建物の形状はおのずと決まってきます。また、周りの環境も影響し、日当たり・隣地や道路の距離を考慮した窓・リビング・玄関の配置など思い通りにはなりません。

2つ目:展示場通りの仕様はできない

注文住宅は、壁や天井のクロス、キッチンやトイレのメーカー、さらにはドアノブまで細かく選ぶことができます。但し、希望通りに選びたくても、標準仕様でないと金額は跳ね上がります。また、実物を見ることができないので、どうしても後悔する箇所は後から出てきます。

3つ目:時間に余裕がないと選択できない

注文住宅は、打ち合わせに2~3ヶ月、そこから建築に3~4ヶ月は必要です。増税前や小学校の進学に間に合いたいなど、すぐ家が欲しい人には不向きとなります。

「建売住宅・分譲住宅で後悔する前に」について、最後に

建売住宅は、お値打ちに購入できること、また、注文住宅でも「でいないこともある」ことをご理解ください。

家は3回建てないと納得した家は建たない』と言われています。但し、人生で3回も建てる人は稀なので、どうしても慎重に選び、また、選択しなかったことによる後悔はあります。建売住宅や注文住宅でも、良い点・悪い点があることを十分理解し、選択したことに納得することが大事だと思います。

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有限会社 櫻井不動産
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